ようやく機内の洗浄がひと段落

まだ完全ではありませんが、ようやく機内の洗浄作業がひと段落しました。
これからは外した計器や、操縦系統等は動きが悪いので、錆落としたり、ラダーペダルは
動きませんので修理が必要です。
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洗っても洗っても

この小さな機体のどこにこんなに泥が隠れてるんだと思うくらい
泥との格闘が続きました。
機内全体を洗浄機で洗うため、洗い流された泥が殆ど床下に溜まりますので
この泥が無くなればほぼ機体の洗浄は終了ということになります。
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また洗浄

格納後内部が乾いた後不要なものを外してみるとまだ泥だらけなので
再度掃除機で吸い取り、また高圧洗浄機で洗浄します。
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こう見ると一見キレイになったと思いきや
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洗浄(2014年 7月)

ある程度内部の計器類その他単品でオーバーホールするものを取り外した後
機内の掃除をしました。
最初は泥を手で掻き出して大まかな泥を取り除き、その後掃除機で吸い取る
という作業を何度も繰り返しやりましたが、それだけでは中々キレイにならないので
最終的には思い切ってご覧のような状態にして前方から高圧洗浄機で洗い流しました。
すると、かなり取り除いたはずの泥がまだまだ出てきました。
結局、この作業も何度か繰り返す事になりました。

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風防の取り外し(2013年10月)

風防はすべて割れているので、取り外します。
中古でも良品が見つかればまた取り付けるので、壊すのではなくあくまでも整備するのと同じ様に
スクリューを1本ずつ外していきます。がこれまた一筋縄ではいきません。
腐食等で固着し外れないのです。こういったスクリューは頭をドリルで飛ばして外し、その後ネジを
小さいドリルで揉み、外していきます。それでもダメな物はプレートナットごと外して付け直します。
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清掃準備(2013年7月)

すべての点検口は開いて清掃しやすくします。
シミュレーターにするときに不要なものは取り外します。
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後方に飛び出ている、ランディングギヤアクチュエーターASSYも不要なので取り外します。
この部品で飛行機のランディングギヤ(車輪)の上げ下げをしています。
当然腐食して動きません。(2013年7月)
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椅子等も既に取り外された状態
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両サイドに飛び出ている主翼前縁付け根部分も邪魔なので取り外します。
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リベットを一本ずつ外してこのような状態に分解しました
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最後の主桁はリベット等では外せないのでサンダーで豪快にカットしました。
さすがに主翼のメインの構造部材だけあってなかなか簡単には切れませんでした。
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計器類も取り外し

計器類もすべて取り外して、一つずつオーバーホールします。
殆どの計器は内部にまで海水と泥が入り込み、スクリューもねじ切れます。
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オーバーホール開始

前回は搬入時現状を見ていただきましたが、ちょっとやそっと手を入れただけでは
使える状態にならないことがお分かり頂けたと思います。
そこで第1ステージは可能な限り分解し、修理、オーバーホールし再度組み立てなおす、という
地道で根気と多少の技術の要る作業を地道にしていきます。
再組み立てが終わったら、第2ステージとして、操縦系統や、一部の主要計器やスイッチ類を
シミュレーター用のものと換装します。
調べてみると本物と同じ規格で取り付けられる色々な機器がフライトイリュージョン
(http://www.flightillusion.com/)やシムキット(http://www.simkits.com/)
といった海外のメーカーから出てるんです!すごいですね。(値段も)
このステージは非常にお金が掛かるため、資金面で時間が掛かりそうです。
(一番の問題がこのステージですね)
第3ステージは機外装備の製作です。
コックピット部分の各種機器の取り付け後、このコックピットを収める箱を作ります。
完成後持ち運べるように、4t車の荷台にユニックで載せられる様に製作する予定です。
内部には、スクリーンかディスプレイを4~6面配置することが必要です。
というような壮大な計画なので一体何年掛かるかは分かりませんが地道にコツコツと
仕上げていきます。

一度は津波にのまれ再起不能になった飛行機ですが、諦めないで、このような形でも再生させることで
ほんの少しでも被災者の方に希望を持って頂けたら幸いです。

では実際の作業に入ります。

搬入時の状態(2013年1月)

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外観も操縦席もこの写真を見る限り、そんなに酷くはないな、とこの時は軽く見ていました。

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しかし、足元を見てみると泥だらけ!
ペダルも腐食が酷く動かせないほどに固着しておりました。

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床下点検口を空けてみると、この中も泥だらけ!

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計器盤の上の日除けカバー(グレアシールドといいます)を外してみると、ここも、、、

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計器を一つ外して、計器内部を見てみると、こんなところまで泥で埋め尽くされています。
しかも計器盤に固定するスクリュウも腐食し、3本中2本はねじ切れてしまいました。

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操縦輪のコントロールチューブも腐食してスムーズに動きません。

ここまで見てきた段階で、先は長くなりそうだと実感しました。

フクザワ・オーダー農機へ搬入

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東日本大震災時、仙台空港に駐機していた、府中エアサービス㈱様所有のセスナ402型機を有効に利用されるならという事で譲り受けました。
フクザワ・オーダー農機では、前職の経験を生かし、このセスナをシミュレーターとして蘇らせるために修復作業を行っております。
非常に損傷が激しく、また、本業の合間での作業ですのでかなりの時間が掛かると思いますが少しずつ進めていこうと思っております。